甘えん坊さんという【点】



みなさま。 


こんちわ。 


からだ部部長の「せいけん」です。 


からだ部では、 毎月一回ワークショップ(勉強会)を、 行っています。  


ワークショップの中で、 

たまにファシリテートを他者に託し、 

その方の感性から生まれてたきオリジナルのワークを、 

ちゃんとクローズアップしてカタチを与えるよう心がけております。 


そうすることで、 

作り手は自分が提案したものを再認識し、 

受けた側も再度追体験することが出来ます。 


そしてさらには、 

それらのワークを、 

みなさんのフィールドでそのまま再利用する、 

あるいはアレンジを加えて自分なりのモノとして提案をできるようにできればと思っています。  



からだ部では、 

提案されたプログラムを、 

そのプログラムにあったコトバでイメージデザインを施します。 


実際。 


私は、 部員たちが提案したくれたワークを、 

自分なりに応用して他のプログラムでも導入しています。 


また、自分が提案したプログラム(半分以上は私自身がいろいろなところから学んできたものを応用しただけのもの)を受けた方々が、他の現場で使ったらとても盛り上がったよという感想を聞くと嬉しいです。 


つまり何が言いたいかと言いますと、 

からだ部で生み出されたたワークは、 

全人類の共有財産として皆でリユースしてもらいたいと思います。  


それぞれのワークに、 

私たちはそのワークが生きる名前を見つけ出すことはしますが、 

それは特許を取って囲い込むものではありません。 


より、 それらが羽ばたくための、 コトバのコピー力を付与したいのです。 


ですから、 

私たちが考案したプログラムも、 

他の現場で別の名前になっていたら、 

それは間違いなく喜ばしいことなのです。  


どんどん、 クリエイティブに、 

自分たちのものにして届け、 

新たにそれを生まれかわらせてあげられる輪が広まればなと思います。 


さてさて。 


話を今日の本筋に向けます。 


本日、

ご紹介したいワークは 「甘えん坊さん」という名前が、 

つけられたシンプルなものです。 


(私はこれを別名、宮崎あおいオリンパスタッチ、とも呼んでいます。なんのことかは後々説明しましょう) 


まず、 

そのワークをご紹介する前に、 

私がワークショップで大切にしていることを述べたいと思います。 


(からだ部だけでなく、ほかで私が担っている全てのワークショップに、共通していることになります) 


 私は、 ワークショップに、 とてつもなく活動のウェイトを入れています。  


というのも、 

ワークショップこそが、 

閉ざされがちな社会に健やかな風を送ることができると感じているからです。 


コトバをかえると、 

別個のもの同士を接続する、 

豊かな可能性とでも言えば良いでしょうか。


それは、 

ワークショップの非日常という空間の中だけでなく、 

ワークショップそのものが持つポッと生まれたささやかなワークが、 

自分を取り巻く社会・世界とコンタクトする可能性を与えてくれる、 

という意味でお伝えしております。 


なんのことやらさっぱりわかりませんよね。。。 


もっと細かく伝えますね。 


ワークショップのワークを捉えるとき、 

私はワークの種類を分別するようにしております。 


 些細な一つの動きは「点」 


 点の連続は「線」 


 線が枠を作ると「面」 


 面と面が出会うと「立体」 


 立体と立体が散在すると「空間」 


空間とは、街であり、人が暮らす社会であり、社会の統合が世界になります。 


大きな話に聞こえるかもしれませんが、 

ワークショップという非日常の空間においても、 

点から始まって最終的に一つの世界を構築して終わることがほとんどです。  


そのような設計ができていることが、 

巷で言うワークショップデザイナーや、 

ファシリテーターさんに求められる、 

基本的な不文律になるでしょうか。  


しかし、 教科書やマニュアルのように、 

よく出来たワークショップを構築することは、 

それはそれで基本が出来ている言う意味で良いのですが、 

実はそれだけでは、私はダメだと常日頃から感じております。  


ワークショップの原義が、 

体験学習や実験工房というところから発生しているため、 

そこには必然的に失敗することやフライジャル(脆い)なものを、 

内包する必要性があると思います。 


つまり、 生まれたばかりの稚児のように、 

周りの力がなければ育たない点としての「ワーク」こそが大事になります。  


そして、 そのような点というのは、 

ワークショップの中頃に余白して見出されるものであり、 

ワークを受けている側はそれを日常に生かす方法や気づきを得ずに、 

過ぎ去ってしまうことが大半でしょう。 


先ほどもお伝えしたように、 

ワークショップは非日常の中で完結するものではなく、 

非日常で試されたワークが実際の日常生活の中でうまく生かされ、 

良い意味で、凝り固まった社会にひずみをもたらしてあげることが大切です。 


そのようなひずみを作るためには、 

完成されすぎた物語性のあるプログラムよりも、 

ひとつの動作に思いが込もった点としてのワークの方が輸出しやすいのです。 


たとえばです。 


何らかのワークを日常で実施するとしましょう。


 昼休みの時間。  


1時間かかるプログラムを、 オフィスのみんなにやりたい、 と伝えてもなかなか難しいですよね。


 お昼は昼飯を食べて、 

歯を磨きたい人は磨き、 

人によっては屋上で空を眺めたいなど、 

みんなそれぞれに自分の時間を利用したいわけです。 


だったら30分のワークは? 


それも難しいでしょう。 


15分は? 


話に乗ってくれる人はいるかもしれません。 


10分は? 


15分よりはいるでしょう。 


5分は? 


もっと増えるでしょう。 


ただし、 

5分もかけず、 

一瞬で終わるぐらいのワークの方が、

良いわけです。 


しかも、 きづかれずに、 自然としてあげることです。 


つまり、 それがワークだと、 感じさせない物語性を配した「点」程度のもの。  


その点の奥に潜んだ思いや気持ちが届くことが何より肝心です。  


ですから、 

私はワークショップでは、 

何気なくすぎてゆく点としてのワークに、 

多くの人に注目してもらえるようにメディアとしての光を与えて、 

皆さんに気づいてもらえたらと密かに思っているのです。


ふ〜。 大変長くなりましたね。 


というわけで「点」としてワークの内容を伝えたいと思います。 



 甘えん坊さん 

(写真は、ダンサーのさっちと私が実演したものです。) 



人差し指で、 

相手をちょっと、 

つつくだけ。 


注)してあげられる相手とそうでない相手がいると思います。してあげられる相手を選んでやりましょう。そうすれば少しずつ何かが変わります。 



甘えん坊さんの人差し指タッチは、 

JRの山手線の列車のなかで流れるオリンパスのCMで、 

宮崎あおいが夕日を眺める友人に一瞬だけタッチするアレと一緒です。 


日常に、あんな感じの、タッチがあるといいよね。 


からだ部では、 小さな点を見つけて、 皆さんに持ち帰ってもらえればと思っています。 


次回のからだ部勉強会vol.9は2018年7月15日(日曜日 )です。 


皆さんのご来場お待ちしております。 


からだ部

からだ部とは、「からだを感じる」をコンセプトに、部員たちがモノをつくり発信する部活道である。 主な活動は、 1)メディア 2)ワークショップ 3)企画 の三つになります。

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