からだの中に梯子を下ろす 【デパーゼvol.1】


ノートを前に、

鉛筆を宙にぐるぐる回していれば、

閃きが生まれる気がした。
 


しかし、何も浮かばなかった。 


 そこで、僕は宙に向かって問うた。 


「何を書けばいいですか?」と。
 


宙は無言のままだった。
 


万策、尽きてしまった。
 


その後、ぼくは鉛筆を放り出して、踊ることにした。 


そしてぐるぐると回った。
 


やがてぐるぐると回るうちに自分のからだの中へと落ちていった。
 


僕はそれを、

からだの中へ梯子を下ろすと、

呼んだ。  




作 青剣

絵 ヤマネコトリコ


からだ部

からだ部とは、「からだを感じる」をコンセプトに、部員たちがモノをつくり発信する部活道である。 主な活動は、 1)メディア 2)ワークショップ 3)企画 の三つになります。

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