イタコ紹介。

からだ部勉強会vol.6にて、 

田澤恭平さんが提案してくださった、 

一歩踏み込んだ他己紹介のワークについてまとめます。 


(プログラムを説明する田澤恭平)


ちなみに、 その他己紹介は、 

プログラムを受けた私が、 

その場で「イタコ紹介」と勝手に命名させていただきました。 


なぜなら、 一般的な、 他己紹介ではないからです。  


まず、紹介系のワークをわかりやすく三つにまとめます。 


 (三つのペアに別れた様子です)


1) 自己紹介  言わずもがな、自分のことについて自分の口で語る。  


2) 他己紹介   自分のことを他者が口を開いて第三者に伝える。 ある種の情報伝達であり、自己と他者には、ちゃんとした境界がある。 


3) 相手になりきる他己紹介  自分が他者になって、他者としての自分を語る。 反対にしかり。 つまり、単なる情報伝達を超えて、その人のなり(身体性)をキャッチアップする。自己と他者の境界が融解して溶け合うことを求める。 


恭平さんが、 

提案してくださったプログラムが、 

3)のなりきる他己紹介である。   


(さっちとまさえ)

 

ワークの流れはざっくりこんな感じ。 


(1) ペアを作る 

(2) 交互に自己紹介をする。(それぞれ6分間)(必要に応じてインタビューあり) 

(3) いただい情報(相手の歴史、仕草、くせ、間、すべて)を元に相手になる(3分間) 

(4) 相手になりきって他者としての自分を紹介する(各自1分) 

(5) なりきった相手に周りからの質疑応答 

(6) 恭平さんのフィードバッグ・終わり。   


 (6名で実施して、総時間45分から50分程度) 


(せいけんとりょう) 


この流れを読めば、 

なんとなく、 

どんなことをやったかは想像がつくと思います。 


このプログラムを受けた私の感想を踏まえつつ私なりの視点でまとめます。  


まず、 発表を前提に、 

相手になりきるというお題をいただいたため、 

言葉の情報だけでなく、その言葉が出てくるその人のなりを、

なるたけキャッチしてゆこうとする回路が、相手の自己紹介を聞きながら生まれます。 


そのため、 意識的に攻めるように聞く以上に、 

相手を自分の器にどう流し込むかという、

実は反対の力学が働いていたと思います。  


つまり、 どうしたら、 相手と一体になれるかという内に招く感覚です。 


(渋澤怜と加藤教授)


正直、 どれだけ、 自分が正確に相手に近づけたかわかりませんが、 

相手の持つ人柄や、雰囲気、流れている時間を踏襲する意識が生まれたと思います。 


いざ発表を迎えて、 

自分のことは客観視出来ないので、 (個人的には自分は自分のままだったと思います 汗) 

他の方々について感じたことを言葉にします。 


各発表者の中で、 

なりきった相手のその人のなりが、 

うまいぐあいに見え隠れすると、

みんなしてちょっと唸る感じが生まれました。 


(渋澤怜になって自己紹介する教授)

 

 「出てる出てる」 という声が、 

ちらほらと聞こえてくるような具合です。 


 ちなみに、 私は一番最初に発表しました。  


理由は、 自分の中にある相手を、 早めに出してしまいたかったのです。  


時間が経つにつれて薄れてしまわないようにと焦ったのです。  


どうやらそれは、 

他の方々もを同じように感じており、 

発表を終えてない人はその状態を持続させておく必要があるからです。 


そのため、 発表し終えると、 

ある種のホッとする空気が生まれ、 

みんなして和やかな感じになりました。 


それは、 全体のシンクロ率が、 一気に高まった証拠でもあると思います。


 (せいけんになって自己紹介するりょう)


そのため、 

より深いチームビルディングをする上で、 

かなり役立つプログラムだと思いました。 


ワークのまとめでは、 

相手になりきろうとする意識が、 

必然的に相手と同調するペーシングを生み出すことを諭し、 

日常生活でも応用できるような落とし込みを参加者に届けてくれました。 


 (まさえになるさっち)


合宿とかの形式で開催するとき、 

いつか、使おうかなと、思いました。 


素敵なプログラムをありがとうございました。 


                          からだ部 部長 せいけん   


からだ部

からだ部とは、「からだを感じる」をコンセプトに、部員たちがモノをつくり発信する部活道である。 主な活動は、 1)メディア 2)ワークショップ 3)企画 の三つになります。

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